弱者の戦略 著者 稲垣栄洋氏
感動した本の紹介
◆書籍 「弱者の戦略」
著者 稲垣栄洋さん
「弱肉強食」これは自然界の掟。人間の世界も実は同じだ。現実とは厳しいもの。まさにコロナで今、世界中が危機にさらされている。これも自然界の厳しさの表れだろう。
著者は無策では生きていけないという。弱者だからこそ戦略を駆使しなければ生き残れない。知力では、人間にはるかに劣ると思われている生物たちが、意外と強かに生き抜いている。その弱者と思われる生物の生きざまが見事に描かれている。
弱者は強者の真似をする必要はない。逆に、弱者は弱さという武器を持つこともできる。弱いものでも努力をすれば勝つことが出来るなどという単純で甘いものではない。
弱いように見える生き物たちが厳しい自然界を生き抜いているのにはそれなりの理由がある。そんな弱者の戦略を紹介している本が「弱者の戦略」である。
どうでしょう、この弱者の戦略を読みたくなりましたか。(笑)コロナという自然の猛威にされされた今こそ、読む価値がある一冊です。